Gemini アプリケーションノート・IBL社HCP ELISA kit

株式会社免疫生物研究所(IBL)社製 No.53002 Silkworm cocoon Host Cell Protein Assay kit-IBL の自動化

免疫生物研究所社は、生物製剤製造工程で混入する宿主由来タンパク質(Host Cell Protein)を検出できるオリジナル(お客様ご使用の宿主用)のELISAキットを作製することができます。 HCPの測定は、バイオ医薬品の精製工程の最適化や工程管理では必須となりつつあります。 また、近年、動物細胞を用いたバイオ医薬品製造は、培養コストがかさみ、バイオ医薬品が高価な理由の一つとなっています。 そこで、この問題を解決するために、カイコガなどの昆虫や酵母などの宿主開発が試みられています。 また、抗体の生産性向上のため、CHO細胞の遺伝子改変も行われているなど、市販品のHCP検出キットでは対応できないことがあります。 このような問題を解決するため、IBL社ではオリジナルHCP検出用キットの受託製造・販売を行っています。

GeminiによるHCP検出キットの自動化を免疫生物研究所 瀬川 辰也様に行って頂きました。 その結果、用手法と比較しバラツキの少ない良好なデータが得られ、HCP検出キットとGeminiにより、宿主由来タンパクを効率的かつ正確に測定できることが分かりました。

図1 抗体作製、ELISA系構築の流れ(免疫生物研究所社提供

図2 Silkworm cocoon Host Cell Protein Assay kit-IBL概要説明(免疫生物研究所社提供)
本キットは、用手法で行う際は、4℃で反応する工程がありますが、Geminiで自動化するため室温に変更しています。

図3 希釈標準溶液の測定結果
直線性がある結果が得られ、Geminiによる標準溶液の希釈が正確に行われていることが分かりました。
測定感度:0.1639 ng/mL
感度は、NCCLS (National Committee for Clinical Laboratory Standards)の評価方法に従い求めています。

Gemini をもちいたHCP ELISA kit の性能試験

2枚のプレートを使用し、同時再現性と測定間再現性を調べたところ、Geminiは用手法で行うより、両データーともバラツキの少ない良好な結果が得られました。
表1 Plate1とPlate2希釈標準溶液の測定結果

表2 Plate1とPlate2標準溶液の解析結果

表3 Gemini同時再現性

表4 Gemini測定間再現性

表5 用手法同時再現性

表6 用手法測定間再現性


No.53002 Silkworm cocoon Host Cell Protein Assay kit-IBL能書データ抜粋 全てのデータは、株式会社免疫生物研究所 瀬川 辰也 様よりご提供いただきました。


株式会社免疫生物研究所について

株式会社免疫生物研究所は、抗体作製などの独自のノウハウを活かし、各種ELISAキットの作製・販売の実績が豊富な会社です。最近は、遺伝子組み換えカイコ技術を応用し、化粧品事業にも進出しています。

株式会社免疫生物研究所のホームページ

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